突然大学生の男性が
「ペット供養のことでお話があります」と、訪ねてこられました。
お話を聞くと、
実家で飼っていたワンちゃんが急死して、火葬に払ったお金のお釣りをコンビニとかで使いたくないので、お供えしてもいいですか?
ということでした。
その時は住職も弟子も不在でしたので、お経はできなかったのですが、ペット用の大塔婆に亡くなったワンちゃんのお名前を書いて、どうぶつ供養塔に立てました。そしてお花とお線香をお供えし、手を合わせておられました。
朝元気だった犬が、急に午後亡くなるなんて、そんなことあるんですね。
ゴン太が同じようなことがあったら、と思うと、本当に涙が出てきます。
そのワンちゃんの火葬をされた業者さんは、お骨を返してもらえないところだったようで、どこに向かって手を合わせていいのかもわからないようでした。ですので、いつでも手を合わせに来てくださいね、と言うと、とても安心されたようでした。
最近、人間は初七日を葬儀の中に組み込んでやったり、お逮夜を省略したり、法事をされない(コロナが理由の方もいますが)方が増える一方、
ペットの法事をされる方が増えました。昔では考えられないですね。^^;;
その学生さんの悲しそうな後ろ姿が、とても印象に残っています。
いつでもお参り来てください。。
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2021年5月15日(土)