昨日、ご近所千本出水を下がったところにある料理屋さん「とり市」さんに、行きました。
昨日もらったセンぶらグルメマップにも載っているのですが、食べログなどでも高評価で、クチコミも良いことばかり書いてあったので、一度行ってみよう、ということで、姉がいるタイミングで住職と3人で行きました。
前日に電話で予約した時に、初めてだということを言うと、「どなたかのご紹介ですか?」と、聞かれました。
まさか、これがうわさの一見さんお断りと言うやつか!!と、思ったのですが、、、笑
「紹介者はいませんが、近所に住んでいて一度行ってみたいと思いまして、、、」と、正直に言いましたところ、大丈夫ですよ、と言われました。料理も今の時期は韓国産鱧のフルコースもあるとのことでしたが、かなり高価なものらしく、1番の定番メニューだという「鶏のお鍋」のコースにしました。
毎日ゴン太の散歩で前を通っているのですが、入るのは初めて。
とても古い建物で、老舗の雰囲気が漂っていました。
京町屋の夏のしつらえ「葦戸」
うちはこういうの全くやらないので、憧れます。笑
以前は2組以上お客さんを受け入れていたそうですが、最近は1日1組でされているとのことです。
女将さんがとても気さくな方で、初めての客の私たちにとても親切にお店のことを話していただきました。
寺町三条にある青果店のとり市さんは元々はここのとり市さんが本店とのこと。
同じ名前なのは知っていましたが、同じお店だとは知らなかったです。
先代?先先代?忘れましたすみません。元々は伏見区の鳥羽の農家で、その後青果店になったそうで、大正時代にロシアにキャベツを売りに行っていた時のパスポートなど、とても貴重な資料を見せていただきました。
とり市のとりは鳥羽の鳥、市は、先代の名前市松さんからのものだそうです。
また、食べログに勝新太郎さんが通ったお店と書いてありますが、あれはクチコミに書いた方の間違えで、勝さんのお兄さん若山富三郎さんが常連さんだったそうです。
色々とたくさんお話し聞きましたが、全部書きたいけど、覚えきれなくてすみません。笑
肝心な料理やお鍋の写真を撮り忘れてしまった、、、^^;;
鶏肉は元々何時間か煮込んであって、スープも濃厚。スープだけガブガブ飲んでも足してもらえました。笑
コラーゲンたっぷりで今日はお肌ツヤツヤです☆*:.。.:*☆
肉だけでなくて、白菜も仕込みで柔らかくしてあり、スタートと同時に肉も野菜も食べられるありがたい〜〜。
〆のおじやも味加減が絶妙でした。
女将さん、おしゃべりしながらでしたが、完璧な仕上げ、さすがですね!
また、写真を見せてもらったのですが、会席料理はその季節をテーマに芸術作品のようなお料理で、ご主人のこだわりが凄すぎて驚きました。毎月来る常連さんを驚かせるために作って出していたそうですが、クワイの実をいろんな動物に彫刻されていたり、お膳をキャンバスのように見立てて、季節を表現されていました。すごかったですww
こちらは先付けです。モロコ美味しかった。
上から釣り下げた風鈴が涼しげでした。
本昌寺から徒歩3分。千本通の「とり市」さん。
ネットでの情報通りの素晴らしいお店でした。ただ、間違えというか、グルメマップにも予算1人二万円〜と、書いてあったのですが、鶏鍋のコースで姉と住職がハイボール飲みまくっていましたが、1人8,000円くらいでした。
メニューによって金額に差があるのだと思いますが、訂正された方が良いかと思いました。。。^^
また行きたいお店が増えましたww
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2022年6月26日(日)