京都芸術大学映画学科の学生さんと先生が制作された映画チェインを観てきました。
この映画は本昌寺とご縁のある福本清三さん(京都太秦の俳優で今年の1月に亡くなられました)の最後の出演作品です。
新選組終焉の象徴とも言われる「油小路の変」を背景に、激動の時代を生きた無名の人々の生き様を描くオリジナル群像劇。
幕末の京都会津藩を脱藩した無名浪士・山川桜七郎が、ある事件をきっかけに近藤勇率いる新選組と、伊東甲子太郎率いる御陵衛士の対立に巻き込まれていくというあらすじです。(ホームページより)
ポスターが、お侍さんと京都タワーというとても斬新な作りでしたので、どのような作品なのかとても興味深かった。
また、新選組ファンの私としては、この油小路の変をどのような形で表現されているのかも、とても楽しみにしていました。
冒頭のシーンが、まさにその油小路のシーンで、
現在の油小路、通行人などは着物ではなく、スマホを持ってすぐに片手で写メを撮る現代の人。
所々に100年後の京都の街の風景が織り込まれていて、面白い表現の仕方でした。
京都に住んでいると、特に本昌寺の辺りは、平安時代にはかなり栄えていた光源氏の世界、そして秀吉さんの時代の聚楽第だったり、幕末の頃は見廻り組が警備をしていたそうで、、更に時代が進むと、昭和になり千本通りは映画館がたくさんある繁華街。
ゴン太の散歩で毎日そんな道を歩いていると、1000年前、500年前、100年前、50年前、、、ここはどんな感じだったんだろう、と考えることがあるのですが、そんな視点で見てしまいました。笑
この映画が上映される前に、制作に関わった学生さんが本昌寺に訪れ、ポスターとチラシを大量に持って来られました。
チラシは本昌寺フェスタ来場者や、御首題のお参りの方にお渡しして、200枚くらいは配れました。少しは協力できたかなぁww
京都シネマでは今日で最終日ですが、全国ではまだこれから上映のところもあるようです。
かっこいいポスターはまだしばらく貼っておきます。
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2021年12月30日(木)