先日のことですが、西陣織の老舗「細尾」さんのお店(ギャラリー)見学に行ってきました。
西陣織といえば、和装で使われる布地。
この辺りも西陣の一帯ですので、機織りの音が聞こえて来ることがあります。
その西陣織を、ただの和装の布地として使っているのではなく、インテリアや家具、洋服などに使って、世界の名だたるブランドや高級ホテルで使用されている布地を開発されているのが「細尾」さんです。
たまたま呉服関係の仕事をしている友達が同業者として興味があり、そしてセレクトショップを経営しているママ友が社員の方と知り合いで、私はおまけなのですが(笑)一緒にガイド付きで見学させてもらいましたww
外装を撮るの忘れていましたが、とてもインパクトのあるおしゃれなビルです。
外壁も黒漆喰や金箔などが使われているそうです。
一階は喫茶コーナーのように使われているそうで、アフタヌーンティーなども出来るとのことでした。
そこに置いてある洒落な家具や、壁紙など全て西陣織で作られていました。
かわいい形です。(値段は可愛くない。笑)
写真撮っていないですが、クッションやスリッパ、バッグなどの小物も販売されていました。
壁紙やパネル、カーテンもとてもおしゃれ。
さすがリッツカールトンやアマンで使われているだけあります。
私も帯生地でクッションを作ったことがあるのですが、帯の幅は30センチなので、30センチ幅のクッションしかできない。
少し小さいなぁと思っていたのですが、素人はここまで。笑
細尾さんは、150センチ幅に織ることができる織り機を開発されたそうです。
そうでないと、30センチごとに縫い目ができてしまいます。
2階は、ギャラリーになっており、今は「環境と織物」をテーマに展示されていました。
温度によって色が変わる織物や、紫外線を当てると硬化するものなど、技術的なことはわかりませんが、東大の教授とZoZoタウンの技術開発チームとのコラボで、とても革新的な生地を作られているとのことでした。
京都に住んでいるものにとっては、西陣織はとても身近な存在ですが、元々はすごく手間がかかって作られる高級品です。
世界へ出て世界中のセレブたちに愛されるのもとても理解できます。
一つ一つ丁寧に社員の方に説明してもらって、とても貴重な経験をさせていただきました。
2階のギャラリーは期間限定で、いろんな展示をされるようなので、またぜひ行きたいと思いました☆ .。.:*☆
★´∀`★★´∀`★★´∀`★★´∀`★★´∀`★★´∀`★★´∀`★★
2021年4月28日(水)