昨日、日蓮宗の寺庭婦人会の行事で、本阿弥光悦のゆかりのお寺である光悦寺さんに行きました。
日蓮宗であり、日蓮宗ぽくない、というお寺。(住職自らそうおっしゃってました。笑)
鷹ヶ峰の自然豊かな土地で、広大な敷地、お庭が素晴らしい、ため息が出そう。日々の生活に追われる自分を忘れさせてくれそうな、そんなお寺でした。(帰ったらすぐに現実にもどされましたが。)
本阿弥光悦さんとは、江戸時代に活躍された芸術家、俵屋宗達さんや尾形光琳さんなどと琳派の祖と言われる方で、たいへんな日蓮宗の信者だったと言われています。徳川家康さんから甲子園7つ分の鷹ヶ峰の土地を与えられ、法華信者や芸術家を集めて、法華村(芸術村)を作ったそうです。古地図も展示されて、とてもわかりやすかったです。
敷地の中に、光悦資料館みたいなところがあり、そこに光悦作品の硯箱(レプリカ)など、ゆかりの品々が展示してあり、住職に詳しく丁寧に説明していただきました。
お庭から鷹ヶ峰と鷲ヶ峰の山々が見え、その向こうには双眼鏡で見ると清水寺など京都が一望できるスポット。
本能寺の変の時にはここから燃え盛る本能寺をきっと見ていただろう、とおっしゃってましたが、昔はいまほど建物も少なかっただろうから、本当に見えてそうでした。
鷹ヶ峰、鷲ヶ峰と並んであるのですが、近いので両方が撮れなかった^^;;(パノラマ使えばよかったと後悔ww)
花札の山に月の絵が、ここから見た鷹ヶ峰の山であるという説があるそうですが、確かにここやん、と思わせる景色でした。
京都が一望でき、ここなら芸術活動進みそうです。
400年前と変わらぬ景色(向こうは京都ホテルなど建って、違うけど)
山々はそのままで本当に良かった。(でもすぐ下のほうに高級ホテルが建ってるらしいですが、、、)
本阿弥家の墓所
お茶室も敷地に7軒あるそうです。
屋根にこんなに綺麗な苔が!
鐘楼の屋根が茅葺屋根とは!
全てに驚かされる!!
雨が降るかと思ったけど、いいお天気で、新緑も美しく、散策も楽しめました。
住職の奥様とは寺庭婦人会でいっしょに役員をさせてもらっているのですが、学ぶことばかり。
お寺の中では写真を撮っていないのですが、お抹茶やお菓子などが入れられている器なども本当に素晴らしいものばかりで、センス抜群、真の京都人に憧れました。
そして、今日、のブログにつづく。。。(明日書きます)