今日、歌舞伎の文字、勘亭流さんのイベントを奥書院にて開催いたしました。
みなさんは本昌寺にて勘亭流を体験されたあとに、上七軒へ移動し、北野をどりを観覧する、というイベントでした。
私は本昌寺での勘亭流の体験だけ参加させていただきました。
まず、書く前にたいへん丁寧な説明をされました。
勘亭流の歴史や、文字の意味、書き方など、
勘亭流の文字には歌舞伎を表現するための深い意味があり、なるほど、と思うことがたくさんありました。
1、角を尖らせず丸みを帯びることによって、興行に関わる全ての無事円満を願う
2、客席が埋まるようにと墨黒々と隙間なくたっぷりと書き、大入満員を願う
3、お客を招き入れる様に、撥ねは外にではなく内へ撥ねて興行の大当たりを願う
最初に先生の見本を見せてもらって、漢数字を一から十まで書きました。
漢数字でさえかなり難しかったww
このあと、上七軒へ北野をどりに行かれるので、お着物で参加されている方が多く、みなさんとても華やかでした。
私も一緒に着物で参加すればよかった。。笑
みなさん真剣に、無言で書かれていました。
私も書道には慣れているつもりでしたが、勘亭流は書道ですが、書というより、芸術に近いかんじがしました。
絵を描くようなイメージです。
最後に、自分の書きたい文字を先生が見本で書いてくださいました。
私は「本昌寺」と書いてもらいましたが、それはまた後日何かの形で披露しますので、お楽しみに。笑