本昌寺の寺宝
本昌寺が所蔵する寺宝と諸天善神について
本昌寺には開創当時より大切に受け継がれてきた多くの寺宝がございます。堂内に安置された、ひときわ大きく存在感のある大黒さんのお像や、七面天女様のお像をはじめ、信仰の歴史を今に伝える貴重な仏像がございます。
また、仏教の教えや物語を伝える絵画として、涅槃図や降誕図なども所蔵しております。これらは時代を越えて大切に守られ、今もなお多くの方の心に深い感銘を与えています。
本昌寺の寺宝の数々を、ご紹介します。
-
一塔両尊四士御本尊

【由緒と概要】
日蓮聖人が表された大曼荼羅御本尊を仏像形式で表したもの。 中央のお題目の宝塔を中心に釈迦如来・多宝如来、さらに四菩薩(四士)等を配して法華経の世界を表しています。【解説】
一塔両尊とは、宝塔の中に「妙法蓮華経」を中心として、その左右に釈迦牟尼仏と多宝仏を配した本尊の形です。これは『法華経』の中でも特に重要な場面である「虚空会(こくうえ)」の説法の様子を仏像形式であらわしたものです。*法華経に基づく背景*『法華経』見宝塔品では大地から宝塔が現れ空中に浮かびます。その塔の中から多宝如来が現れ、釈尊の説く法華経が真実であることを証明します。やがて釈迦牟尼仏は宝塔の中に入り、多宝仏と並んで座し、説法の場は地上から虚空へと移ります。この場面を中心に、・釈尊が滅後の弘通を勧める(三箇の勅宣)・地から無数の菩薩(地涌の菩薩)が出現する・久遠の仏であることが明かされる(寿量品)といった重要な教えが説かれます。
-
宗祖日蓮大菩薩尊像 (伝 鎌倉時代 富木日常作)

【由緒と概要】
日蓮聖人をお姿としてあらわした尊像。 伝承では鎌倉時代、富木日常の作と伝えられ、宗祖直開眼の扁額があります。(扁額は玄関にあります。)【解説】
宗祖日蓮聖人の尊像です。 -
七面大明神(宝永二〔1705〕)

【由緒と概要】
七面大明神は、日蓮宗で篤く信仰される守護神。 作者は不明ですが、宝永二年(1705)作。【解説】
七面大明神(しちめんだいみょうじん)は、日蓮宗の総本山・身延山久遠寺の裏鬼門にあたる山梨県の七面山に祀られる、法華経の守護神(七面天女)です。1297年に勧請され、女性の姿で、右手に「施無畏の鍵」、左手に「如意宝珠」を持ち、病気平癒・開運・七難即滅七福即生のご利益で知られます。日蓮聖人が身延山で説法中、一人の貴婦人が現れ、日蓮が花瓶の水を一滴与えると龍の姿に戻り、七面山の池に帰ったという伝説があります。その後、日蓮の宿願を受け、日朗上人らが1297年に七面山山頂(現・敬慎院)に祀ったのが始まりです。
*縁日: 毎月19日は七面大明神の縁日で、特に信仰が深められています。 -
大黒天(宝永五〔1708〕)

【由緒と概要】
大黒天は福徳・豊穣の象徴として親しまれてきた尊格。 宝永五年(1708)作。【解説】
大黒天は、福徳・財宝・開運をもたらす守護神として、古くより篤く信仰されてきました。日蓮宗においては、法華経の守護神の一尊として位置づけられ、信仰と修行の中で特に大切にされています。
*本昌寺では、60日に一度巡ってくる縁日「甲子(きのえね)の日」に、大黒天ご祈祷の場を設けております。どなたでもご参加いただけますので、どうぞお気軽にお参りください。 -
子安鬼子母神

【由緒と概要】
子どもを守る守護神として信仰される鬼子母神。作年不明。作者不明。【解説】
日蓮宗において子安鬼子母神は、安産・子育て・法華経護持の守護神として篤く信仰されています。もとは多くの子供を抱えながら人の子を食べていた夜叉神でしたが、お釈迦様に末子を隠され諭されたことで改心し、子供を守る慈愛の女神になったとされています。ザクロ(吉祥果)を手に持ち子供を抱く優しい母親のお姿です。特に本昌寺の鬼子母神さんはとてもお優しいなんとも可愛らしいお顔です。*信仰・ご利益: 安産、育児、子供の成育、病気平癒、夫婦和合、厄除けなど。
-
妙見大菩薩

【由緒と概要】
妙見大菩薩(みょうけんだいぼさつ)は、北極星や北斗七星を神格化した守護尊で、運命・方位・厄除けを司る存在とされます。作年不明、作者不明。【解説】
経典では、国土を守り、寿命や運命を司り、福徳を増す守護尊と説かれます。日本では古くから武家の守護神として信仰され、のちに厄除け・開運・海上安全・商売繁盛・安産など幅広いご利益を持つ存在として庶民にも広く信仰されてきました。「妙見社 大僧正日陵七十三歳書」(大本山本圀寺貫主日陵大僧正の書の扁額あり) -
信解院日従上人像

【由緒と概要】
信解院日従上人像。【解説】
本山妙覚寺より九世 信解院日従上人が本昌寺に入寺され、内外の整備造営がなされる。上人は説法三千六百余座、授与した曼荼羅一万二千余幅と伝わる名僧で、後に大本山 本圀寺へ晋山する。 -
僧形八幡大菩薩

【由緒と概要】
八幡大菩薩像。(非公開)宝永年間作。【解説】
日蓮大聖人は、広く民族的信仰を集めていた八幡大菩薩を諸天善神の1つとし、 法華経の守護神としています。また、法華経守護の神とされる三十番神の11日の神様です。八幡様(八幡神)は、一般的に第15代応神天皇(誉田別尊:ほんだわけのみこと)とされています。大陸の文化を取り入れ国を治めた功績から神格化され、宇佐神宮を拠点に「武の神」「鎮護国家の神」として源氏をはじめとする武家から崇敬され、全国に約4万社広まりました。 -
日像菩薩御真骨

【由緒と概要】
日像(にちぞう)菩薩の御真骨です。【解説】
日蓮の弟子、京都での弘教を志し、佐渡や北陸で法華経を広める中で弟子を育て、迫害を受けながらも活動を続けます。京都では辻説法を行い、多くの帰依者を得ましたが、延暦寺など諸大寺からたびたび訴えられ、流罪・赦免を繰り返しました。最終的には朝廷の支持を得て、後醍醐天皇から寺領を賜り、妙顕寺を建立。さらに法華宗の公認を受け、勅願寺として大きく発展しました。
-
清正公

【由緒と概要】
清正公大神祇尊像(非公開)【解説】
加藤清正(1562-1611)は、安土桃山時代から江戸時代初期の武将・大名で、豊臣秀吉の子飼いとして賤ヶ岳七本槍の功名や朝鮮出兵で活躍した。熊本城を築城し、治水や農業振興に尽力した「土木の神様」として、領民からは「せいしょこさん」と親しまれ、日蓮宗の熱心な信徒としても知られています。
-
倶利伽羅龍神

【由緒と概要】
倶利伽羅龍神(倶利伽羅不動明王)尊像平成24年現住職が大荒行第四行にて開眼【解説】
龍が利剣に絡み、その利剣を剣先から呑み込もうとしているお姿。この龍は黑龍と言い、不動明王が右手に持つ利剣の象徴(=不動明王の化身)ともいわれます。不動明王が衆生の煩悩や邪悪を剣で切り裂き、火炎で焼き尽くす極限の形相を現しているとされます。
-
鬼形鬼子母神

【由緒と概要】
鬼形鬼子母尊神尊像(きぎょうきしもそんじん)前住職が荒行初行の時に自ら彫刻したお像です。【解説】
法華経の行者を守護する日蓮宗の守護神であり、羅刹(鬼)の姿で合掌し、異形の風貌で畏怖の念を起こさせ悪を退散させる姿で描かれます。慈愛に満ちた「天女像」とは異なり、真剣な修行者や法華経を守る強力な守護神として信仰されています。師匠である父が自ら彫ったお像に、現住職が仏師の松本さんに依頼し、彩色を施したものです。初行以来、七回にわたる荒行すべてに携えて入行しております。 -
大黒天立像

【由緒と概要】
某大企業創設者の自宅にあった大黒天様と同じものとされる立ち姿の尊像です。現住職が大荒行参籠1回目(六行)の時に開眼。【解説】
大黒天は、福徳・財宝・開運をもたらす守護神として、古くより篤く信仰されてきました。甲子の日に開催しているきのえねまるしぇにて授与している特別御朱印の絵は、この立像をイラスト化したものです。 -
大黒天尊像板

【由緒と概要】
「南無妙法蓮華経」で出来た大黒さん住職が大荒行参籠2回目(七行)の時に開眼。【解説】
扉くらいの大きさです。かなりインパクトあります。







グッズ販売はこちら
Instagram
X
Facebook
LINE
YouTube
TikTok


